東証プライム上場企業であり、AI、IoTビッグデータなどテクノロジーを活用した各種サービス、およびIT人材の育成など、日本を代表するコンサルティング会社である株式会社チェンジ様。今回は、人材育成用の動画コンテンツ【KaWaL eLearning内コンテンツ動画(コーチング編)】を制作させていただきました。
コーチングとは「未来を創り出す主体的な人材を創るための手段」です。
つまり、コーチングを通じて、相手により良い行動をとってもらうことだけが目的ではなく、目標達成に向けたより良い行動を自らの意思で取れるような人材を育てることが目的なのです。
よく混同されがちなティーチングとカウンセリング
ちなみによく混同されがちなのがティーチングです。ティーチングとは、教え手が持っている知識やノウハウを相手に伝えるプロセスです。
ティーチングを行うことで、相手は知識を獲得したり業務の手順を理解したりすることができます。しかし、相手からすれば、すでにある答えを教わるだけですから、自ら考える力を伸ばすことはできません。ここがコーチングとの大きな違いです。
また、カウンセリングは「現在の望ましくない状態を正常化する」ために、過去を振り返るプロセスです。必ずしも未来の行動を促す必要はなく、ネガティブな気持ちをポジティブな、あるいは少なくともニュートラルな状態に戻すことが目的です。
コーチングは、未来の目標達成に目を向ける点、具体的な行動を促す点でカウンセリングとは異なるとのこと。今回のコンテンツも上司になると必ず通る「部下の教育」という必見のコンテンツでした。毎回制作陣が一番勉強になっています。w
今回も「最後まで飽きずに見てもらえるe-ラーニングコンテンツを作る」ことをゴールに設定し、(役者によるドラマ + 解説アニメーション)という構成としました。チャプターにして5つのチャプター、合計45分の見応えのあるe-Learning動画コンテンツが完成しました!
ドラマでは、営業で成績を出しまくってリーダーへ昇進した熱血社員(吉岡 純一)と、吉岡の同期で、自分ではうまくやれてると思っているけど実際には全然うまく作用していないデザイン部のリーダー(中島 蛍)の2人がBARで悩み相談をしているシーンから始まります。
2人の部下への教育の悩みをひっそりと聞いていたバーテンダーの石田令子。話がコーチングスキルの話になったところで乾杯しようとする二人に「お客様、少しだけ訂正を……」とコーチングについて解説。
レクチャーを聞き、満足した2人がいよいよ乾杯しようとすると、「ついでに言うと、コーチングと似たようなもので、ティーチングやカウンセリングがあります」とまたもや2人の話を遮る令子。コーチングスキルに詳しすぎる..え?この人..何者??
令子のレクチャーのおかげで部下との関係性も良くなっていく吉岡と蛍。昼食を食べようとデリバリーをオーダーすると、そこにはなんと令子が。え?バーテンダーじゃないの?昼間はフードデリバリー?
コーチングスキルが身についてきた吉岡と蛍。すっかりバーにも通い慣れて常連さんになりました。そんな2人が会社で開催された研修であったのはなんと..
この動画を見ることで、受講者の方が自然とコーチングスキルを使ったコミュニケーションを学ぶことができるe-ラーニングラーニングとなりました。今回も【笑って学べるエンタメ×教育】の完成です!