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2026.01.16

動画制作コストの相場は?費用を抑えて高品質に作る「内製化」の秘密

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動画マーケティングの重要性が叫ばれる昨今、「自社でも動画を作りたい」と考える担当者は増えています。しかし、いざ制作会社を探し始めると、その価格の不透明さに戸惑うことでしょう。「見積もりが数百万円だったが適正なのか」「安さを売りにする業者で品質は大丈夫か」。このような悩みは尽きません。

結論からお伝えします。動画制作の相場は「5万円から数千万円」と幅広いです。この差は主に「人件費」「機材費」「キャスティング費」の3要素で決まります。適正価格を見極め、無駄なコストを削ぎ落とすには、見積もりの内訳を正しく理解することが不可欠です。本記事では、用途別の最新相場と、品質を落とさずにコストを最適化する「内製化」の秘密を、プロの視点で解説します。

1. 【用途別】動画制作のコスト相場表(早見表)

動画と一口に言っても、スマートフォンで撮影した簡易的なものから、テレビCMのような大規模なものまで様々です。目的や配信媒体によって、求められるクオリティと予算感は異なります。ここでは大きく4つのカテゴリーに分けて、それぞれの相場と特徴を見ていきましょう。

動画カテゴリー費用相場主な特徴・用途コストの主な変動要因・注意点
YouTube動画・SNS広告(15秒〜)5万円〜30万円・YouTubeインストリーム広告、Instagram、TikTok等・15〜30秒程度の短尺動画・テンプレートや既存素材を活用安価な理由: 制作期間が短く、工数が少ないため・注意点: 安価なプランは「修正回数制限」や「ナレーションなし」の場合がある
商品・サービス紹介動画30万円〜80万円・Webサイトトップや展示会での利用・構成案(シナリオ)に基づいた実写撮影・アニメーションや図解の挿入品質向上: プロのナレーターによる音声解説が入る・機材: 一眼レフや本格的な照明機材を使用するため技術費がかかる
会社紹介・採用動画・ブランディング50万円〜200万円以上・企業の理念、ビジョン、社員インタビュー・ドキュメンタリー性やストーリー性を重視・ドローン撮影などの特殊撮影人件費増: 企画・構成に時間をかけ、撮影も数日間に及ぶ場合がある・規模感: 関わるスタッフ数が増えるためコストが上がる
Webドラマ・テレビCMクラス100万円〜数千万円・ストーリー仕立てのドラマやTVCM同等の品質・シネマカメラや高度なCG合成を使用・オリジナル楽曲やセット設営出演費: 有名タレントやモデルの起用で跳ね上がる・代理店費: 広告代理店が間に入る場合、中間マージンが発生する

YouTube動画・SNS広告(15秒〜)

YouTubeのインストリーム広告や、Instagram、TikTokなどで流れる短尺動画のカテゴリーです。このジャンルの相場は、およそ「5万円〜30万円」程度が一般的と言えます。

比較的安価に制作できる理由は、制作期間の短さと工数の少なさにあります。SNS広告は15秒から30秒程度の短い尺が中心です。そのため、撮影時間が短くて済む場合や、既存の素材を活用するケースが多くなります。

また、近年ではクオリティの高いテンプレートも普及しています。これらを活用することで、編集にかかる時間を大幅に短縮できるのです。ただし、安価なプランでは修正回数に制限があったり、ナレーションが含まれていなかったりすることもあります。発注前に詳細な条件を確認することが必要です。

商品・サービス紹介動画

自社の商品やサービスの特徴を分かりやすく解説し、購入や問い合わせにつなげるための動画です。Webサイトのトップページや展示会で流す用途が多く、相場は「30万円〜80万円」ほどになります。

この価格帯になると、単なる映像の切り貼りだけでは不十分です。商品の魅力を伝えるための構成案(シナリオ)作りが重要になります。また、実写映像に加えて、グラフや図解などのアニメーションやインフォグラフィックスを挿入することも増えるでしょう。

プロのナレーターによる音声解説が入るのも、この価格帯からの特徴です。視覚と聴覚の両方から情報を伝えることで、視聴者の理解度を深める狙いがあります。撮影機材も一眼レフカメラや照明機材など、本格的なものが使用されるようになります。

会社紹介・採用動画・ブランディング

企業の理念やビジョン、働く社員の姿などを伝え、企業のブランド価値を高めるための動画です。相場は「50万円〜200万円以上」となり、企画の深さがコストに直結します。

会社紹介動画では、単にオフィスを映すだけではありません。経営者へのインタビューや、働く現場のドキュメンタリー映像など、ストーリー性が求められます。そのため、撮影前のヒアリングや構成作成に多くの時間を割くことになります。

また、撮影日数も1日では終わらないことが多く、数日間に及ぶロケが必要になることもあります。工場のスケール感を出すためにドローン撮影を行ったり、特殊な機材を使ったりすることもあるでしょう。関わるスタッフの人数も増えるため、人件費がコストの大きな割合を占めるようになります。

Webドラマ・テレビCMクラス

ストーリー仕立てのドラマや、テレビCMと同等のクオリティを目指すハイスペックな動画です。このクラスになると相場は「100万円〜数千万円」と天井知らずになります。

費用が高額になる最大の要因は、関わる「人」と「技術」のレベルです。有名なタレントやモデルを起用すれば、出演料だけで数百万円かかることも珍しくありません。また、映画のような質感を出せるシネマカメラの使用や、高度なCG合成なども必要になります。

さらに、オリジナル楽曲の制作や、スタジオセットの設営など、こだわり抜けばキリがありません。この規模の制作では、制作会社だけでなく、広告代理店が間に入り、全体のディレクションを行うことが一般的です。そのため、制作費に加えて代理店のマージンも発生することを考慮する必要があります。

2. 動画制作費用の内訳(コストが決まる3つの要素)

見積書を見ると、「企画構成費」「撮影費」「編集費」など様々な項目が並んでいます。

これらが具体的に何を指し、なぜその金額になるのかを理解することは難しいものです。

しかし、内訳を知ることは、コストダウンのポイントを見つける第一歩となります。

動画制作の費用は、大きく分けて「人件費」「制作費・技術費」「キャスティング費・諸経費」の3つに分類できます。それぞれの要素がどのように価格に影響するのか、詳しく見ていきましょう。

1. 人件費(企画・構成・ディレクション)

動画制作において最も重要なのが、この「人件費」です。ここには、プロデューサー、ディレクター、構成作家(脚本家)などの費用が含まれます。彼らは実際にカメラを回すわけではありませんが、動画の「設計図」を作る重要な役割を担っています。

プロデューサーは、プロジェクト全体の予算管理や進行管理、スタッフィングを行います。ディレクターは、演出プランを考え、撮影現場での指揮や編集の指示出しを行います。構成作家は、動画のシナリオやナレーション原稿を作成します。

「ここを削れば安くなるのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、企画や構成が曖昧なまま撮影に入ると、伝えたいメッセージがブレてしまいます。結果として、誰にも刺さらない動画になってしまうリスクがあるのです。高品質な動画を作るためには、この「設計図作り」への投資は欠かせません。

2. 制作費・技術費(撮影・編集・機材)

実際に手を動かして映像を作るための費用です。カメラマン、照明技師、音声スタッフ、エディター(編集者)、CGクリエイターなどの技術料が含まれます。また、カメラや照明、マイクなどの機材費もここに計上されます。

撮影費は、拘束時間や日数、必要なスタッフの人数によって変動します。例えば、カメラマン1人で撮影する場合と、照明や音声スタッフを含めたチームで撮影する場合では、費用は数倍変わります。使用する機材のグレードも価格に影響します。4Kシネマカメラを使用すれば映像は美しくなりますが、その分レンタル費用も高くなるのです。

編集費についても同様です。単純なカット編集とテロップ入れだけであれば比較的安価に済みます。しかし、複雑なアニメーションやCG、カラーグレーディング(色味調整)を行う場合は、作業工数が増え費用も上がります。ナレーション収録を行う場合は、スタジオ代やエンジニアの人件費も必要になります。

3. キャスティング費・諸経費(モデル・ナレーター・スタジオ)

意外と見落としがちですが、見積もりを大きく左右するのがこの「キャスティング費」です。動画に出演するモデルや役者、ナレーターへの出演料です。また、撮影を行うためのレンタルスタジオ代や、ロケ地への交通費、宿泊費などもここに含まれます。

特に注意が必要なのが、出演者の「肖像権」や「使用期間」に関する費用です。通常、モデル事務所を通してキャストを手配する場合、動画の使用期間(1年など)や使用媒体(Webのみなど)が決められています。期間を延長したり、別の媒体で使用したりする場合は、追加の費用が発生するのです。

また、モデル事務所への仲介手数料も発生します。これが制作費を押し上げる一因となっているケースも少なくありません。見積もりを見る際は、単なる出演料だけでなく、こうした付帯条件もしっかり確認する必要があります。

3. 動画制作コストが「高くなる」原因と「安くても失敗する」理由

相場や内訳を理解したところで、次に気になるのは「なぜ業者によってこんなに値段が違うのか」という点でしょう。同じような動画を作る場合でも、A社は100万円、B社は30万円ということがよくあります。そこには、業界特有の構造的な理由が存在します。

ここでは、コストが高くなってしまう構造的な原因と、逆に安すぎる業者に依頼した場合のリスクについて解説します。

代理店マージンによるコスト増

大手制作会社や広告代理店に依頼する場合、どうしても費用は高くなりがちです。その最大の理由は「多重下請け構造」による中間マージンの発生です。

一般的に、クライアントが広告代理店に依頼すると、代理店は制作会社に発注します。さらに制作会社は、フリーランスのカメラマンやエディター、外部のキャスティング会社に再発注することが多いのです。それぞれの階層で利益(マージン)が上乗せされるため、最終的な見積額は膨れ上がってしまいます。

もちろん、代理店が入ることで大規模なプロジェクト管理がスムーズになるメリットはあります。しかし、予算を抑えたい中小規模の案件においては、このマージンが大きな負担となることは否めません。直接制作を行う会社に依頼することで、この中間コストをカットできる可能性があります。

「安すぎる」業者の落とし穴

一方で、極端に安い見積もりを提示する業者にも注意が必要です。「格安動画制作」を謳うサービスの中には、いくつかのリスクが潜んでいる場合があります。

一つ目は、テンプレートの過度な使い回しです。オリジナリティがなく、他社と似たような動画になってしまう可能性があります。

二つ目は、修正回数の制限です。「修正は1回まで、それ以降は有料」といった条件がついていることが多く、納得いくまで作り込めないことがあります。

三つ目は、経験の浅いスタッフや学生アルバイトが制作しているケースです。技術力が不足しており、映像のブレや音声のノイズなど、品質面で問題が生じることがあります。さらに、権利関係の処理が杜撰で、後々トラブルになるケースも考えられます。

安さの裏には必ず理由があることを理解し、慎重に見極める必要があります。

4. クオリティを維持しながら動画制作コストを抑える5つのテクニック

「予算は限られているけれど、安っぽい動画にはしたくない」。これは全ての担当者の願いでしょう。実は、いくつかのポイントを押さえることで、クオリティを維持したままコストを抑えることは可能です。ここでは、プロが実践しているコストダウンのテクニックを5つ紹介します。

1. 「ワンストップ(一社完結)」の制作会社を選ぶ

最も効果的なコストダウン方法は、中間マージンを発生させないことです。そのためには、企画から撮影、編集までを社内で完結できる「ワンストップ型」の制作会社を選ぶのが正解です。外部のフリーランスや下請け業者を使わず、自社の社員スタッフで制作を行う会社であれば、外注費がかかりません。

また、社内でコミュニケーションが完結するため、情報の伝達ロスが少なく、進行もスムーズになります。結果として、工数が削減され、それが価格に還元されるのです。Webサイトなどで「自社一貫体制」「内製化」を謳っている会社を探してみましょう。

2. 企画段階で「優先順位」を決める

あれもこれもと要望を詰め込みすぎると、必然的にコストは上がります。大切なのは、動画の目的を明確にし、本当に必要な要素に絞り込むことです。「最高」を目指すのではなく、目的に対して「最適」なスペックを目指しましょう。

例えば、社内研修用の動画であれば、4Kの高画質やドローン撮影は必ずしも必要ではありません。逆に、ブランドイメージを伝える動画であれば、画質や音楽にはこだわるべきです。「絶対に譲れないポイント」「妥協できるポイント」を明確にすることで、無駄なコストを削ぎ落とすことができます。制作会社に相談する際も、予算内で何ができるか、優先順位をつけて提案してもらうと良いでしょう。

3. 自社素材やフリー素材を賢く活用する

新たに撮影を行うと、人件費や機材費がかかります。これを削減するために、手持ちの素材を活用するのも一つの手です。過去に撮影した写真や動画、パンフレットのデータなどが使えないか確認してみましょう。

また、世の中には高品質なフリー素材(写真、動画、イラスト、BGM)がたくさんあります。これらを上手く組み合わせることで、撮影なしでも見栄えの良い動画を作ることが可能です。特に、イメージカットや背景映像などは、素材集を活用することで大幅なコストダウンにつながります。ただし、商用利用が可能かどうか、権利関係の確認は必ず行ってください。

4. キャスティングに強い(モデル事務所直結などの)会社を選ぶ

動画に人物を登場させる場合、キャスティング費がネックになることが多いとお伝えしました。ここを攻略する裏技が、「モデル事務所を併設している」または「キャスティングに強い」制作会社を選ぶことです。

通常であれば発生するモデル事務所への仲介手数料がかからない、あるいは格安で済む場合があります。また、権利関係の処理もスムーズで、使用期間などの条件交渉もしやすいというメリットがあります。人物が登場する動画、特にドラマ仕立ての動画や、社員役のキャストが必要な場合は、こうした会社を選ぶことで大幅なコストメリットが得られます。

5. Webサイト制作や広告運用もセットで依頼する

動画は作って終わりではありません。Webサイトに掲載したり、広告として配信したりして初めて効果を発揮します。動画制作だけでなく、その後の活用まで見据えて依頼することで、トータルのコストパフォーマンスを高めることができます。

例えば、動画制作と同時にWebサイトの改修も依頼すれば、デザインのトーン&マナーを統一できます。また、動画素材をWebサイトの背景やバナーに流用することも可能です。別々の会社に発注するよりも、まとめて依頼することで割引が適用されるケースもあります。「動画を作ったその先」までサポートしてくれる会社を選ぶことが、結果的にコスト削減につながるのです。

5. 動画制作の見積もりを依頼する前のチェックリスト

いざ制作会社に問い合わせをしようと思っても、何を伝えれば良いか分からないという方も多いでしょう。スムーズに見積もりを出してもらい、的確な提案を受けるためには、事前の準備が大切です。ここでは、問い合わせ前に整理しておくべき項目をチェックリストとしてまとめました。

□ 目的とターゲットの明確化

「誰に」「何を」伝えて、「どうしてほしいのか」を明確にしましょう。例えば、「20代の求職者に(誰に)、会社の自由な雰囲気を伝えて(何を)、エントリーしてほしい(どうしてほしい)」といった具合です。これがブレていると、制作会社もどのような提案をすれば良いか迷ってしまいます。

□ 予算感(松竹梅)の提示

「いくらかかるか知りたい」だけでなく、「大体これくらいで考えている」という目安を伝えましょう。予算が決まっていない場合は、「50万円、100万円、200万円の3パターンで提案してほしい」と伝えるのも有効です。予算感が分かれば、制作会社もその範囲内で実現可能なベストなプランを提示できます。

□ 納期と使用媒体の確認

いつまでに動画が必要なのか、スケジュールを確認しましょう。また、完成した動画をどこで使うのか(YouTube、展示会、Webサイトなど)も重要です。媒体によって最適な動画の長さや画角(横型・縦型)が異なるからです。

□ 参考動画の準備

言葉だけでイメージを伝えるのは難しいものです。「こんな雰囲気の動画にしたい」という参考動画(YouTubeのURLなど)があれば、共有しましょう。イメージのすり合わせが早くなり、見積もりの精度も上がります。

6. 動画制作はアクエリアス・ムービーへご相談を

動画制作の相場は決して一律ではありません。しかし、その内訳とコストが変動する仕組みを理解すれば、賢く発注することができます。重要なのは、単に「安い」業者を探すことではなく、「無駄な中間コスト」を省き、「必要な部分」に投資することです。

そのための最適解の一つが、モデル事務所を併設し、制作の全工程を内製化している「アクエリアス・ムービー」です。キャスティング費や代理店マージンといった「見えないコスト」を徹底的にカット。その分をクオリティ向上に充てることで、低コストかつ高品質な動画制作を実現しています。

「予算は限られているが、しっかりとした動画を作りたい」

「キャストを使ったドラマ仕立ての動画に挑戦したい」

「Webサイトや広告運用も含めて相談したい」

このようにお考えの方は、ぜひ一度アクエリアス・ムービーにご相談ください。ご要件が定まっていない段階からでも丁寧なヒアリングを行い、ビジネスに「最適」なプランをご提案します。

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