徳島大学医学部 産科婦人科様の【体外受精に関する説明動画】を制作させていただきました。
徳島大学産科婦人科では、多くの方々が安心して産婦人科医療を受けられる体制を目指し、日夜、診療・教育・研究に邁進されています。「岩佐教授・専門医にきく!産婦人科治療のここがしりたい!」では、不妊治療をはじめ、女性のヘルスケアについての様々な質問と回答が記載されており、本当に勉強になります。
今回は、「体外受精に関する説明動画」について制作させていただきました。
意外と知られていない事実ですが、体外受精は治療開始時点の女性の年齢が43歳未満である場合に、保険診療を利用することができます。移植回数は、40歳未満の方では1子ごとに6回まで、40歳~43歳未満の方は1子ごとに3回までの上限が設けられています。
「体外受精」についての説明資料には難解なものも多く、説明を受けてても「分かったような、分かってないような..」というカップルは多いそうです。そのため、今回も「要点を絞ってアニメーションでわかりやすく伝える」ことを目的として、動画を制作させていただきました。
「体外受精」のように参加婦人科系の動画はアニメーションにする前に医療の知識を勉強する必要があります。
例えば、皆さんは授精と受精の違いをご存知ですか?
初めて動画を作る時には、私も全く知りませんでした。
「受精」は、自然の力で精子と卵子が出会い結びついて受精卵が作られることを言います。一方で、手へんの付く「授精」とは、人工的に精子を子宮や卵子の中に入れ、受精卵を作ることを指します。つまり、人の手を使う= 人工的なのか、自然的なのかという違いなんですね。
最初は全く知らなかった産科婦人科に関する知識も、動画の制作本数が増えるたびに新しい知識を仕入れ、医師の皆さまのお話しも理解できるようになりました。
視聴される方にとって、できるかぎり理解していただきやすいように、ほぼ(全編アニメーション)の構成、12分程度の見やすい動画となっています。
今回の動画が体外受精を検討されているカップルの皆さまの理解を深めることに寄与できれば本望です。